
(画像:エムエル・パワー)
みずほリースの完全子会社であるエムエル・パワーは5月7日、森トラストが滋賀県守山市で開発する8.7MW/19.7MWhの「琵琶湖蓄電所プロジェクト」へ4月末に出資したと発表した。出資比率については公表されていない。なお、同案件は、森トラストにとって初の系統用蓄電所事業である。
敷地は約16,000m2で、着工は2026年夏、運転開始は2027年下期を予定している。蓄電システムはパワーエックス製を導入する。国の補助金制度の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)の資料によると、本事業は2025年度の採択案件として、約3.2億円の交付決定を受けている。
エムエル・パワーによる蓄電所事業への出資は、北陸電力と共同開発する富山県の「舟橋蓄電所」に続く案件となる。このほか、東北電力と共同保有する群馬県伊勢崎市の「韮塚蓄電所」や、前橋市の「小角田蓄電所」への出資は、東京都の系統用蓄電所向け補助金を活用している。また、経済産業省の補助金を活用したこのほかの案件として、広島県で「三次蓄電所」を開発しており、2029年度中に運転開始を予定している。
森トラストは、次世代蓄電池を開発する米・スタートアップ企業の日本法人であるTeraWatt Technologyやパワーエックス、官民連携の蓄電所ファンド「東京都蓄電所投資事業有限責任組合」への出資を行ってきたが、蓄電所の開発および運営を行う段階へと取り組みを進めている。