
(画像:エムエル・パワー)
北陸電力とみずほリースの完全子会社であるエムエル・パワーは4月23日、富山県で約1.9MW/8MWhの「舟橋蓄電所」を共同開発すると発表した。運転開始は2027年4月を予定。北陸電力にとって、初の系統用蓄電所事業となる。
同蓄電所は、両社が折半出資するSPC(特別目的会社)が保有し、開発はエムエル・パワーが担う。EPC(設計・調達・建設)は北陸電力グループの北陸電気工事が担当し、設備保安管理は北電テクノサービス、運転開始後のアグリゲーションは北陸電力ビズ・エナジーソリューションがそれぞれ担う。
北陸電力は本事業を通じて、他社向けの案件構築や、保守とアグリゲーションサービスに必要な運営データおよびノウハウを蓄積する計画だ。同社は、東京電力ホールディングス、関西電力、四国電力などの大手電力会社に続き、蓄電所事業に取り組む。
エムエル・パワーは、これまで複数の蓄電所事業に参画している。東京都の系統用蓄電所向け補助金を活用した案件としては、東北電力と共同保有する群馬県伊勢崎市の「韮塚蓄電所」や前橋市の「小角田蓄電所」といった案件がある。また、経済産業省の補助金を活用した案件としては、2029年度中に運転開始予定の広島県の「三次蓄電所」がある。