
BIPROGYは6月1日、系統用蓄電所を保有・運用を担う子会社「BIPROGY Energy Storage」を設立したと発表した。新会社を通じて運用のノウハウやデータを蓄積し、同社のアグリゲーション事業およびエネルギー分野のITサービスの高度化に活用する考えだ。
同日には、自然電力の完全子会社であるShizen Connectとの資本業務提携も締結した。同社が提供するVPP(仮想発電所)と、BIPROGYの需要予測や最適化技術を組み合わせることで、アグリゲーション領域への早期参入と事業拡大を目指す。今後は共同での研究開発も進める。
BIPROGYは、エネルギー分野のシステム提供やITサービスを手掛けている。2023年には太陽光発電の予測サービスを開始。さらに、非FIT電源に紐づく非化石価値の認証手続きについて、政府から業務を受託している。
また、2026年3月には同年6月24日付で定款を変更する予定であると公表した。事業目的には、発電所や蓄電所の開発と運営のほか、電力の調達や販売、需給管理などを新たに盛り込む。今回の子会社設立は、こうした事業領域の拡大に向けた取り組みの一環である。