
(画像:RE100電力)
RE100電力は7月16日、Birdmanと系統用蓄電所のアグリゲーション業務代行契約を締結したと発表した。
本契約に基づき、RE100電力はBirdmanが保有する系統用蓄電所の運用を支援する。電力市場の動向や設備の運用状況を踏まえた最適な充放電制御を行う。また、24時間365日の遠隔監視体制で設備の安定運用を図る。
Birdmanは、マーケティング・トランスフォーメーション事業などを展開するとともに、新たな成長領域として再エネ事業へ進出し、系統用蓄電所事業に取り組んでいる。エネハブの系統用蓄電所データベースによると、2026年7月4日には、同社初となる1.9MW/8.1MWhの系統用蓄電所を鳥取県境港市で運転開始した。さらに、福井県と山形県でも同規模の案件を開発している。
同社は、系統用蓄電所の収益モデルとして、一つ目に用地および権利の売却、二つ目に完成案件の売却、三つ目に案件を保有して卸電力市場、需給調整市場、容量市場で運用する形態の、3つを想定している。今後は、諾亜建設との提携により、特別高圧蓄電所事業へ領域を拡大する予定だ。
RE100電力は2023年にアグリゲーション事業を開始した。その後、2024年9月に運転開始した鹿児島県の1.9MW/8.1MWh「霧島蓄電所」のアグリゲーションを担当。同年10月には、系統用蓄電所の物件情報サイト「Grid Biz.」(現 系統用蓄電所ナビ)の開設を発表した。
2025年にはサービスを拡充し、運用益の5%を基本とする価格設定や24時間365日の監視体制を整備した。加えて、各電力市場での運用を開始した。
さらに2026年4月には、系統用蓄電所事業者向けに、O&M(運用・保守)とアグリゲーションを一体的に提供する新サービスを開始した。同年5月には秋山興産、6月にウィルおよび山口住機販売、7月にエスクリプトエナジー(旧エス・サイエンス)と、それぞれ1.9MW/8.1MWh規模の蓄電所に関する運用受託契約を締結している。