
(画像:ユーラスエナジー)
ユーラスエナジーホールディングス(以下、ユーラスエナジー)は5月1日、連系容量57MWを有する北海道稚内市の陸上風力発電所「ユーラス宗谷岬ウインドファーム」の撤去工事を、同日に開始したと発表した。本発電所の運営は、同社のSPC(特別目的会社)のユーラスエナジー宗谷岬風力が担ってきた。
撤去工事は清水建設、丸彦渡辺建設、四電エンジニアリングによる共同企業体が担当。2026年10月頃の工事完了を予定している。
同発電所は、最大出力1MWの三菱重工業製の風力タービン57基で構成され、2005年11月に運転開始。その後、約20年が経過し、高経年化が進んだことで、2026年4月に営業運転を終了した。今回の撤去工事は、同発電所のリプレース工事を実施する方針のもとに行われる。
また、ユーラスエナジーは、同発電所撤去後のリプレース案件に関し、2025年9月に環境影響評価手続きを完了している。同評価書では、最大出力4.3MWの風力タービン14基を新たに設置する予定で、連系容量は既存設備と同様に約57MWとなる見込みである。2029年4月の運転開始を目標としている。
同社は、国内において連系容量約1.2GWの風力発電所を運転している。2000年代前半に建設された設備も少なくなく、既存設備のリプレースを順次進めている。
直近のリプレース案件では、2026年3月に運転開始した岩手県の「ユーラス釜石ウインドファーム」や秋田県の「ユーラス西目ウインドファーム」、同年3月にリプレース工事を開始した青森県の「ユーラス野辺地ウインドファーム」などがある。