
大阪ガスの完全子会社である姫路天然ガス発電は5月1日、兵庫県姫路市で出力622MWの「姫路天然ガス発電所」2号機の営業運転を開始した。
同発電所は、出光興産の所有地に、ガスタービン・コンバインドサイクル方式の発電設備2基を設置したもので、合計出力は1.24GW。1号機は2026年1月に運転を開始している。燃料の天然ガス(LNG)は大阪ガス姫路製造所が供給し、O&M(運転・保守)はDaigasガスアンドパワーソリューションが担う。
姫路天然ガス発電は、2016年に大阪ガスと出光興産が、それぞれ約66.7%と約33.3%の出資比率で設立。当初は、合計出力約1.8GW規模の発電所を計画していたが、2019年に大阪ガスが当初計画のうち約1.2GW分の事業化を決定し、同社を完全子会社化した。
今回の2号機の運転開始により、国内における火力電源の設備容量は約2GWから約3.2GWへと増加。
大阪ガスはこのほかにも、日本政策投資銀行、三井住友ファイナンス&リースの完全子会社であるSMFLみらいパートナーズ、みずほリースの3社と共同出資により姫路天然ガス発電3号合同会社を設立。同社を通じて、姫路天然ガス発電所に1・2号機と同規模の3号機を追加する計画を進めており、2030年度中の運転開始を目指している。なお、同案件は、2023年度の長期脱炭素電源オークションで落札している。