
トリナ・ソーラーのエネルギー貯蔵事業部門であるトリナ・ストレージは、のぞみエナジーが大分県臼杵市で建設する50MW/196MWh規模の「AEJ野津蓄電池プロジェクト」向けに、蓄電システムの供給事業者として選定された。トリナ・ソーラー・ジャパンが10月14日に発表した。
トリナ・ストレージは「Elementa G2 Pro 5MWh」を供給し、完成は2028年第3四半期を予定している。
本案件は、2023年度の長期脱炭素電源オークションで落札され、調整係数適用後の落札容量は37MWである。のぞみエナジーは2026年9月、本案件についてあおぞら銀行からノンリコース・プロジェクトファイナンスで資金を調達した。このオークションでは、AEJ野津蓄電池プロジェクトのほかに50MW/200MWh「AEJ福岡県直方蓄電所」も落札している。
また、福岡県飯塚市に本社を置くティーティーエス企画も、両案件が2023年度の長期脱炭素電源オークションで落札されたと自社サイトに掲載している。同社がプロジェクトマネジメントとして開発に関与したとみられる。
トリナ・ストレージは本案件のほか、高圧蓄電所向けにも蓄電システムを納入している。2025年6月には、群馬県内で約2MW/8MWhの蓄電所2件を引き渡した。
また、蓄電システムの大型供給では、同年9月に2件の覚書を締結した。ユアサ商事とは業務提携として5年間で計500MWh、AMP-lifyとは約1GWhを供給する計画だ。