
(画像:大和ハウス)
大和ハウス工業の完全子会社である大和エネルギーは、愛媛県松山市が所有する松山空港周辺の未利用地に出力約1MWの太陽光発電所「DREAM Solar 愛媛松山」を開発し、3月1日に運転を開始したと発表した。発電した電力は松山市内の公共施設などに供給し、契約期間は20年間としている。
本案件は、松山市が2024年10月に松山市が実施した「オフサイトPPA方式による太陽光発電設備等導入事業」の公募型プロポーザルで、同社が特定事業者に選定されたことで実現した。なお、開発にあたっては、環境省が地方自治体の脱炭素事業を支援する「地域脱炭素移行・再エネ推進交付金」に松山市が2024年度に採択されたことを受けて実施された。
大和エネルギーは発電事業者として開発・運営を行い、小売電気事業者は四国電力。供給先は道後温泉本館、道後温泉別館飛鳥乃湯泉、道後温泉椿の湯、松山城、松山城山ロープウェイ・リフト、坂の上の雲ミュージアム、垣生学校給食共同調理場などだ。施工はミライト・ワンが担当し、2026年2月28日に完成した。
松山市は、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにすると宣言し、再エネや省エネを推進している。しかし、文化財保護や景観維持の観点から、公共施設に太陽光パネルを設置することが困難なため、オフサイトPPA方式を採用した。同発電所の初年度の年間発電量は約1,564MWhを見込んでおり、供給施設全体で使用する電力の約40%を賄う見込みだ。
大和エネルギーは3月1日時点で、EPC(設計・調達・建設)事業者として315案件・329MWの太陽光発電設備の施工実績をつ。また、発電事業者としては、全国に181カ所・329MWの太陽光発電所で事業を運営している。