
(画像:関西電力)
関西電力は8月5日、同社が主導し組成したファンドの第1号案件として、愛知県で計画されている39MW/81MWh「春日井蓄電所」を選定したと発表した。
春日井蓄電所は約7,500m²の敷地に建設され、2028年4月の運転開始を予定している。事業主体は、SPC(特別目的会社)の春日井蓄電所合同会社だ。きんでんは関連会社を通じて、ファンドに無限責任組合員として参画しており、同蓄電所のEPC(設計・調達・建設)を担当する。
運転開始後は、関西電力とのトーリング契約に基づいて運用する。電力取引の最適化は、同社子会社のE-Flowが担当する。O&M(運用・保守)は、きんでんとの合弁会社K2-BatOMが担う予定だ。
なお、ファンドからの資金は、カン-denchi合同会社を通じて事業主体となるSPCに出資される。同社は、三菱UFJ銀行からプロジェクトファイナンスを調達している。ファンドの運用は、関電アセットマネジメントと三菱UFJ信託銀行が担う。運用期間は26年間を予定しており、本案件を含めて合計約250MWのポートフォリオ構築を目指している。
同ファンドは「カン-denchiファンド1号投資事業有限責任組合」で、関西電力、きんでん、MUFGサステナブルエナジーが共同で2026年3月31日に設立した。運用資金は65億円で、関西電力グループが開発および運営する特別高圧の蓄電所を投資対象としている。