
三菱HCキャピタルエナジー、九電みらいエナジー、エンブルーの3社は9月16日、合同会社ぼうそうソーラーシェアリングに共同出資し、営農型太陽光発電事業を展開すると発表した。
ぼうそうソーラーシェアリングは、初号案件として千葉県長柄町で営農型太陽光発電所の開発を計画しており、2027年春頃の運転開始を予定している。
営農は千葉エコ・エネルギーのグループ会社であるつなぐファームが担い、太陽光パネルの下の農地で大豆を栽培する計画だ。設備規模や各社の出資比率などは公表されていない。
ぼうそうソーラーシェアリングは2025年4月に設立された。エネハブが取得した法人登記情報によると、これまではエンブルーが業務執行社員および代表社員を務めていた。2026年8月12日に三菱HCキャピタルエナジーが業務執行社員として加入し、代表社員に就任した。エンブルーは同日付で代表社員を退任し、業務執行権も喪失しているものの、3社の共同発表では引き続き出資者に挙げられている。九電みらいエナジーは業務執行社員として登記されておらず、業務執行権を持たない社員として出資しているとみられる。
九電みらいエナジーは、九州エリアを中心に太陽光、風力、バイオマス、地熱、水力の再エネ電源を保有している。エンブルーは、太陽光発電所の開発を中心に手掛ける。なかでも営農型太陽光に注力しており、約100ヵ所を自社発電所として運営している。
三菱HCキャピタルエナジーは、2026年3月末時点で稼働済みの発電所を持分容量ベースで計768MWdc保有している。2021年には、同社初の営農型太陽光となる埼玉県の989kW「所沢北岩岡太陽光発電所」の運転を開始した。2025年12月には、グループ会社のMHCリニューアブルネットワークスが、エコスタイルと共同出資するSPC(特別目的会社)を通じ、低圧FIT太陽光の取得と営農型太陽光の開発を始めている。