
(画像:パワーエックス)
ちゅうぎんフィナンシャルグループの再エネ開発会社であるちゅうぎんエナジーは4月20日、蓄電池を活用した再エネの地産地消の推進に向け、パワーエックスと基本合意書を締結したと発表した。
ちゅうぎんエナジーは、系統用蓄電所や併設型蓄電池への投資を行うほか、蓄電所および太陽光発電所事業者、電力の需要家などをパワーエックスに紹介する。一方、パワーエックスは、蓄電システムなど蓄電所の関連設備を供給し、運転開始後の保守メンテナンスとアグリゲーションも担当する。
本提携の初号案件として、島根県に設置する1.9MW/8.2MWhの「(仮称)松江市宍道蓄電所」は、2026年4月に着工、2026年度中の運転開始を予定している。蓄電システムはパワーエックス製の「Mega Power 2700A」を3基導入する。EPC(設計・調達・建設)はミライト・ワンが担う。
2023年設立のちゅうぎんエナジーは、中国エリアのオンサイトPPAによる屋上設置型太陽光の開発を進めてきた。2025年にはクリーンエナジーコネクトと提携し、中国銀行と同社初のオフサイトPPAを締結。同PPA向けに、小規模太陽光発電所を複数新設している。また、本案件に先立ち、ちゅうぎんエナジーは、2026年2月にウエストホールディングスが設立した系統用蓄電所ファンドにも出資している。
ちゅうぎんエナジーは、徳島大正銀行系のとくぎんトモニリンクアップ、山陰合同銀行系のごうぎんエナジー、肥後銀行系のKSエナジーなど、他の地銀系エネルギー子会社と同様に、蓄電所事業への展開を進めている。