NEXTES、AESCと蓄電用セルの戦略的調達契約を締結、2026年から3年間で合計1.5GWh

2026年4月22日
電池セルの安定的な供給体制の構築を目指す
(画像:NEXTES)

リチウムイオン電池などの開発を手掛けるNEXTES(旧NExT-e Solutions)は4月1日、中国・Envision Group傘下のAESCと、蓄電池セルの戦略的調達契約を締結したと発表した。

本契約に基づき、同社は2026年から3年間で合計1.5GWhの蓄電用セルをAESCから調達する。調達したセルは、NEXTESおよび完全子会社である中国の上海翼飛天地電控科技有限公司が手掛ける蓄電システムに使用される。

NEXTESは、本提携に基づく蓄電池用セルの安定調達により、蓄電システムの信頼性と供給能力を向上させ、日本国内およびグローバルな蓄電プロジェクトの着実な遂行を目指すとしている。

AESCは、日産とNECおよびNECトーキンが2007年に設立した、EV向けリチウムイオンバッテリーメーカーである。その後、2019年に、中国の再エネ関連企業のEnvision Groupが買収した。世界的なEV需要の鈍化で車載電池の収益性が悪化するなかで、需要が堅調な再エネ向け電池の生産を拡大している。

NEXTESは2008年に創業し、リチウムイオン電池製品の開発から製造および販売までを行うとともに、バッテリーのリユース事業にも注力している。同社の強みは、リチウムイオン電池の各セルを個別に、かつ高精度に制御する技術であるという。これにより、システムロスを低減し、蓄電池の長寿命化が可能になる。これまで、同技術を搭載した系統用蓄電池を中心に事業展開している。

一方で、2025年8月には、エンバイオ・ホールディングスとの共同出資で、蓄電池事業に特化した合弁会社を設立した。また、2026年1月には、東京電力グループの東京電設サービスと共同開発した、日本市場に適した13ft系統用蓄電池を初出荷している。

同社は、2026年4月1日より事業拡大のステージに移行したとして、社名を「NExT-e Solutions」から現在の社名に変更した。

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