RE100電力、系統用蓄電所のアグリゲーション業務を受託、6月に2件の契約締結

2026年6月12日
蓄電所運用サービスの活用が広がる

RE100電力は、系統用蓄電所のアグリゲーション業務に関する契約を2件締結した。6月4日にはウィル、6月8日には山口住機販売とそれぞれ業務代行契約を締結し、蓄電所の電力市場取引や需給運用を担う。

ウィルは、大阪市を拠点に再エネ事業を展開する企業。対象となる蓄電所は、2026年4月に運転開始した和歌山県紀の川市の蓄電所のほか、大分県豊後大野市熊本県山鹿市で開発を進める案件だ。九州の2案件はそれぞれ2026年6月、同年7月の運転開始を予定している。いずれも設備容量は1.9MW/8.1MWhである。

また、山口住機販売との契約対象は、山口県萩市と下関市で計画を進める各1.9MW/8.1MWhの蓄電所。運転開始はそれぞれ2026年7月と同年10月を予定している。同社は、山口県を拠点に産業機械などの販売やサービスを手掛けており、近年は系統用蓄電所事業の拡大を進めている。

RE100電力は、2025年6月に系統用蓄電所の運用サービス拡充を開始。業務委託料は運用益の5%を基本として、沖縄を除く9エリアで提供している。直近では2026年4月、エスクリプトエナジー(旧エス・サイエンス)が鹿児島県伊佐市で計画する系統用蓄電所のアグリゲーション業務を受託した。

また、同社のグループ会社も系統用蓄電所事業へ参入しており、2025年12月には奈良県で1.99MW/8.17MWhの蓄電所を運転開始している。

系統用蓄電所市場への参入事業者が増加するなか、RE100電力はアグリゲーション受託の拡大を通じて、事業基盤の強化を進めている。

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