JR東日本エネルギー開発、秋田県にかほ市の1.9MW太陽光をFIP移行、2MW/8MWh蓄電池併設へ

2026年6月25日
同発電所は、FIT価格32円/kWhで認定を取得
(画像:テスホールディングス)

JR東日本エネルギー開発は6月23日、秋田県にかほ市の出力1.9MWac「にかほ市象潟太陽光発電所」をFIP制度に移行し、約2MW/約8MWhの蓄電池を併設すると発表した。同蓄電池の設置は2027年3月に完成する予定である。

同社は、非化石証書をJR東日本グループ内に供給し、グループ全体のCO2排出量削減を進める。

蓄電池の設置工事は、テス・エンジニアリングが担う。蓄電システムは、407kWhのダイヘン製を20基導入する計画だ。蓄電池の活用により、供給がひっ迫する時間帯に太陽光由来の電力を放電するほか、需給調整市場でも取引も予定している。

経済産業省の事業計画認定情報によると、本発電所は2014年度に10kW以上の太陽光発電を対象としたFIT価格32円/kWhで認定を取得した。

出力制御のリスク低減や制度面の見直しを背景に、太陽光と風力でFIP制度への移行が進んでいる。エネハブが経産省の統計をもとに分析したところ、2025年度には、運転中の太陽光約379MW、風力約233MWの計612MWがFITからFIPへ移行した。本案件も、こうした市場動向を反映した事例の一つといえる。

JR東日本エネルギー開発は、東北、東京、中部エリアで計10ヵ所・合計出力156.8MWの稼働中太陽光発電所を保有している。そのうち、既存の発電所に蓄電池を後づけで併設する取り組みは、今回が初めてとなる。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルダーや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。