アドウェイズ、子会社を通じて系統用蓄電池事業に参入へ、総額約6億3,800万円を投じる

2026年6月25日
需給調整市場での取引を想定している

東証スタンダード上場のアドウェイズは6月22日、子会社のアドウェイズ・エナジーを通じて、系統用蓄電池事業への新規参入を決定したと発表した。

アドウェイズ・エナジーの新規参入にあたり、同社は2026年6月19日付で、事業用地と系統用蓄電池設備の取得、運営体制の整備を決定したことも、同日発表した。これらの投資額の総額は約6億3,800万円に上る。借入れ等による資金調達は行わず、アドウェイズグループの手元資金を充当する予定。

事業開始時期は2026年12月頃の予定で、今後は電力の需給調整市場を活用し、蓄電池の効率的な運用を通じて収益拡大を図る計画である。

また、本記事の掲載時点で、「アドウェイズ・エナジー」は国税庁の法人番号公表サイトで確認できなかった。このことから、同社はごく最近設立されたか、あるいは登記手続き中である可能性がある。

アドウェイズは2001年設立で、主に広告代理事業やアドテクノロジープラットフォーム事業を展開してきた。2024年と2025年の経常利益は、それぞれ5億300万円、6億700万円。一方で、2021年から2023年にかけては、年間10億円以上の経常利益を計上していたが、足元では収益水準が低下している。

今回の参入は、エネルギー業界での実績を持たない上場企業による系統用蓄電所市場への新規参入事例の一つとなる。同様の事例としては、スターシーズポートグローム・ホールディングスクラダシなどが挙げられる。

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