
(画像:GATES)
不動産および投資コンサルティング事業を手掛けるGATESは9月8日、低圧系統用蓄電池事業に参入すると発表した。49.5kW/200kWhの設備28件、合計約1.4MW/5.6MWhで構成する実証事業を立ち上げる。
同事業は、機器供給や用地提供などを担う4社と組んで進める。GATESは事業費を投資し、事業全体の戦略設計と実行管理、一般送配電事業者への系統連系手続きを担う。事業性の評価と分析はデロイト トーマツに委託した。
アドウェイズ・エナジーとエスコは事業費の一部を投資し、売電収入を得る。エスコはEPC(設計・調達・建設)とO&M(運用・保守)も担当する。
事業用地は加瀬倉庫が提供し、15年間の賃貸借契約を締結する。蓄電設備はグリーンエナジー・プラスが供給し、同社グループのGREEN ACTIONがアグリゲーターとして卸電力市場、需給調整市場、容量市場で運用する。
GATESは実証事業で採算性と運用体制を見極めたうえで、全国の未利用地や商業施設の駐車場、物流施設などを対象に案件開発を広げる方針だ。同社は高圧の系統用蓄電池についても、2027年度末までに6案件を運用・開発する計画を発表している。
低圧系統用蓄電池は、2026年4月から連系出力50kW未満でもアグリゲーターを通じて需給調整市場に参加できるようになった。制度の改正を受けて、Tensor Energy、デジタルグリッド、エブリーラボ、ヘリオスなど、同分野に参入する企業が相次いでいる。