7月25~31日JEPXスポット価格、週平均22.06円/kWhと4週連続上昇、最高値は50.01円

2026年7月31日

日本卸電力取引所(JEPX)によると、7月25~31日のシステムプライス週間平均は22.06円/kWhとなり、前週比1.23円高と小幅に上昇した。上昇は4週連続で、前週に続いて高価格帯での推移となった。

週間最高値は50.01円/kWhで、25日(土)0:00~0:30、01:00~01:30の東北・東京エリアおよび27日(月)8:30~9:00の東京エリアで記録した。

25日の深夜帯については、売りブロック入札が未約定となっていた可能性がある。ブロック入札は複数時間帯をまとめて入札する方式で、部分約定は認められていない。そのため、ブロック全体が成立しなかった場合は、当該ブロックの売り電力量が各時間帯の売り入札から除外される。その結果、比較的安価な売り入札が減少し、価格上昇に影響したとみられる。

一方、西日本エリアでは高値水準が継続したものの、前週のような急激な価格スパイクはみられず、おおむね30~37円/kWhの範囲で推移した。

また、週の半ばには西日本の価格が東日本を上回る時間帯がみられた。例えば、28日(火)19:30~20:00では、中部以西のエリアが33.31円/kWhであったのに対し、北海道・東北・東京エリアは23.46円/kWhと、約10円/kWhの値差が生じた。これまでは東日本の価格が相対的に高い状況が続いていたが、東京エリアで暑さが和らぐ一方、西日本で高温が続いたことが背景にあると考えられる。

今後については、気象庁は7月30日に「高温に関する早期天候情報」を発表した。北海道と西日本を中心に、8月5日頃から平均気温が平年より「かなり高い」と見込まれている。同情報は、約1~2週間先の一定期間の平均気温が、その地点・時期としては10年に1度程度しか起きない著しい高温となる可能性を示すものである。

8月1日以降も厳しい暑さが続く見通しであることから、スポット価格は引き続き高価格帯で推移する可能性がある。

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