
(画像:Looop)
東京アセットソリューションは6月2日、新潟県関川村で8.3MWhの高圧系統用蓄電所を開発すると発表した。着工は2026年夏頃、運転開始は同年12月を予定している。
事業用地は、Looopを通じた関川村と協議を経て、村有地を活用する。同社は案件の設計、調達、施工までを一貫して担う。アグリゲーターはユーラスエナジーホールディングスが担当し、市場でのアービトラージ(裁定取引)や需給調整市場での取引を通じて収益の最大化を図る。
不動産や再エネ事業を展開する東京アセットソリューションは、2025年11月に蓄電所事業を開始した。その際、東京都八王子市の4.9MWh蓄電所、熊本県宇城市で保有する「TAS熊本三角ソーラーファーム」に8.3MWhの併設型蓄電池を開発すると発表した。今回の新潟県の案件により、同社は蓄電所ポートフォリオを拡大する。
再エネ開発と電力小売を展開するLooopは2025年、埼玉県小川町で同社初の系統用蓄電所「埼玉県比企郡蓄電ステーション」の運転を開始した。さらに、三菱電機とHD Renewable Energyとアグリゲーション事業を目的とした合弁会社を設立し、蓄電池などの最適運用に取り組んでいる。
ユーラスエナジーは2025年4月に再エネ電源や蓄電池向けアグリゲーションサービスを開始した。2026年5月には、穴吹興産が宮崎県三股町で開発する1.9MW/8.9MWh蓄電所のアグリゲーターを担うことも発表しており、同案件は2027年2月の運転開始を予定している。