東京アセットソリューション、新潟県関川村で8.3MWh高圧蓄電所を開発へ、2026年12月運転開始予定

2026年6月17日
一気通貫での案件開発はLooopにとって初となる
(画像:Looop)

東京アセットソリューションは6月2日、新潟県関川村で8.3MWhの高圧系統用蓄電所を開発すると発表した。着工は2026年夏頃、運転開始は同年12月を予定している。

事業用地は、Looopを通じた関川村と協議を経て、村有地を活用する。同社は案件の設計、調達、施工までを一貫して担う。アグリゲーターはユーラスエナジーホールディングスが担当し、市場でのアービトラージ(裁定取引)や需給調整市場での取引を通じて収益の最大化を図る。

不動産や再エネ事業を展開する東京アセットソリューションは、2025年11月に蓄電所事業を開始した。その際、東京都八王子市の4.9MWh蓄電所、熊本県宇城市で保有する「TAS熊本三角ソーラーファーム」に8.3MWhの併設型蓄電池を開発すると発表した。今回の新潟県の案件により、同社は蓄電所ポートフォリオを拡大する。

再エネ開発と電力小売を展開するLooopは2025年、埼玉県小川町で同社初の系統用蓄電所「埼玉県比企郡蓄電ステーション」の運転を開始した。さらに、三菱電機とHD Renewable Energyとアグリゲーション事業を目的とした合弁会社を設立し、蓄電池などの最適運用に取り組んでいる。

ユーラスエナジーは2025年4月に再エネ電源や蓄電池向けアグリゲーションサービスを開始した。2026年5月には、穴吹興産が宮崎県三股町で開発する1.9MW/8.9MWh蓄電所のアグリゲーターを担うことも発表しており、同案件は2027年2月の運転開始を予定している。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルダーや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。