
エネハブで確認したところ、2026年3月に新たに公表された系統用蓄電所は22件・計418MW/ 1.6GWhであった。これにより、エネハブが追跡する累計案件数は565件・計7.7GW/ 30.3GWhに達した。
3月の公表案件のなかで、最大規模となったのは、熊本県で計画されている50.0MW/175.5MWhの「SGET阿蘇蓄電所」。スパークス・グループ、関西電力、JA三井リース、福岡地所の4社が共同で開発を進めており、2029年6月の運転開始を予定している。運転継続時間は3.5時間である。
福岡地所を除く3社は、これまでにも複数の特別高圧の系統用蓄電所の開発計画を公表してきた。2025年3月には北海道札幌市で2件、同年9月には静岡県浜松市と茨城県水戸市でそれぞれ1件の開発計画を発表している。いずれも、2028年〜2029年にかけて運転開始を予定しており、関西電力子会社のE-Flowがアグリゲーターを担う。
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