
(画像:旭テクノロジー)
旭テクノロジーは5月21日、完全子会社の旭サステナブルと連携し、トライアルホールディングス(以下、トライアル)が運営する店舗におけるオンサイトPPA事業を本格的に開始したと発表した。
本件は、旭テクノロジーが長年培ってきたEPC(設計・調達・建設)と、旭サステナブルによるPPA事業のノウハウを組み合わせた。設計からO&M(運用・保守)、電力供給までを一貫して提供する事業モデルである。今後は、トライアルの新規出店店舗および既存店舗へ拡大する計画だ。
本事業モデルは、既に複数店舗で導入と運用を開始している。累計導入容量は9.2MW、年間発電量は計画中案件を含めて10.5GWh規模に達している。現在、北海道から九州まで全国各エリアでの展開を進めている。
同社は今後、トライアル店舗での導入拡大に加え、他の小売業や物流施設、工場などへの横展開を進める。これにより、オンサイトPPAを中核とした再エネ事業の拡大を推進する。また、O&Mサービスの提供により、発電設備の長期安定運用を可能にするとしている。
近年、スーパーマーケットや工場、倉庫や物流施設などにおいて、オンサイトPPAを目的とした太陽光発電所の開発が拡大している。エネルギーコストの削減のみならず、カーボンニュートラルへの貢献や蓄電池を併設すれば災害時の非常用電源としても利用できるメリットがある。
最近では、鈴与商事やMonotaRO、中部国際空港における屋根設置型太陽光発電所の導入に加え、奈良県のイオンモールでのソーラーカーポートの開発などの事例がある。