日本卸電力取引所(JEPX)によると、6月27日~7月3日のシステムプライス週平均は11.92円/kWhとなり、前週比2.31円安と2週連続で下落した。先週に引き続き、供給力の増加に対して需要の伸びが限定的だったことから、需給の緩みが価格に反映されたとみられる。

6月28日(日)は、東京エリアを除く全エリアで昼間時間帯を中心に0.01円~5円/kWhの範囲で推移した。システムプライスの日平均は8.2円/kWhとなり、日平均が一桁台となるのは5月17日以来となった。
東京エリアプライスも前週から全体的に下落。週平均をコマ別に比較すると、夜間時間帯に比べて昼間時間帯の下落幅が大きい。夜間は前週比1.16~5.73円安だったのに対し、昼間は同0.91~7.73円安となった。需要期に向けて火力電源の復帰などで供給力が高まる一方、需要の伸びが依然として限定的であったことが影響していると考えられる。

一方、来週は週後半にかけて関東以西で30℃を超える予報となっている。冷房需要の増加による需給の引き締まりが、スポット価格をどの程度押し上げるかが焦点となる。