
九州電力は6月26日、佐賀県の電気出力1,180MW「玄海原子力発電所」3号機について、第19回定期検査を6月30日から11月25日まで実施すると発表した。
検査は原子炉等規制法に基づき、原子炉本体をはじめ、核燃料物質の取扱施設と貯蔵施設、原子炉冷却系統施設などを対象に実施する。また、193体の燃料集合体の一部を新燃料へ取り替える。
あわせて、原子炉安全保護シーケンス盤の更新工事も実施する。同設備は、原子炉冷却材圧力などに異常が発生した際、原子炉を冷却するためのポンプや弁などを決められた順序で自動作動させるものである。1994年の運転開始時から使用している設備を更新し、制御方式をアナログからデジタルへ変更することで、信頼性の向上を図る。
九州電力が稼働中の原発は、玄海4号機と川内1・2号機の計3基である。川内1号機は2026年1月、川内2号機は同年4月に定期検査を終え、本格運転を再開した。
次回の定期検査は、玄海4号機が2026年11月、川内1・2号機はそれぞれ2027年2月と5月を予定している。なお、玄海1・2号機は、それぞれ2015年と2019年に運転終了している。