
ポートは8月27日、Fluence Energy JapanおよびBluefield Energyと、系統用蓄電所の運用高度化に向けた連携を開始したと発表した。連携の初号案件として、ポートが開発を進める高圧の蓄電所を対象に、3社で運用委託契約を締結している。
蓄電所の開発と事業運営はポートが担う。Fluence Energy Japanは、蓄電池運用の最適化プラットフォームを通じて、入札計画および運転計画を策定する。Bluefield Energyはアグリゲーターとして、最適化された運用計画を自社のアグリゲーション基盤と連携させ、市場取引や蓄電池の運用を担う。
同社は、時間前市場での取引に加え、蓄電池の残量を監視しながら充放電を調整するネガポジ運用を24時間体制で実施する。
ポートは2026年4月、系統用蓄電所事業へ本格参入した。2027年3月期には、計10件の開発案件への投資を決定している。エネハブの系統用蓄電所データベースによると、稼働中の3ヵ所を含め、同社が手掛ける蓄電所は13ヵ所・26MW/98MWhとなる。
Fluence Energy Japanは、独・Siemensと米・AESの合弁会社である米・Fluence Energyの日本法人で、2025年に日本市場へ本格参入した。Fluence Energy JapanとBluefield Energyは同年12月、系統用蓄電所向けアグリゲーションサービスの共同開発で提携しており、今回の3社連携はその一環となる。
Bluefield Energyは2024年の設立で、太陽光発電所や蓄電所を対象としたアグリゲーション事業を手掛ける。同社によると、アグリゲーションサービスの採用決定容量は2026年8月28日時点で100MWを超えた。