Bison energy、計2GWh系統用蓄電所を長期脱炭素電源オークションで落札

2026年5月21日
両蓄電所ともリチウムイオン電池は使わない

Bison energyは5月14日、グループ会社の蓄電所3号2025年度の長期脱炭素電源オークションにおいて、2件の系統用蓄電所案件を落札したと発表した。両蓄電所とも運転継続時間6時間以上で、合計容量は2GWhとなる。

対象となるのは「Battery23号蓄電所」と「Battery116号蓄電所」で、調整係数適用後の落札容量はそれぞれ、140MWと141.5MW。なお、同社の広報担当者はエネハブの取材に対し、Battery23号が北海道エリア、Battery116号が北陸エリアであると回答した。

両蓄電所とも「リチウム電池以外の蓄電池」として落札している。蓄電池の種別については明らかになっていないが、NAS(ナトリウム硫黄)電池については、日本ガイシが2025年10月に製造事業からの撤退を発表。このことから現在、主に住友電気工業が国内で供給しているレドックスフロー電池を採用する可能性がある。

Bison energyは、2024年度の同オークションでも3件・計197.8MWの蓄電所案件を落札している。さらに、2026年4月に東京ガスと電力運用権についての契約を締結した4ヵ所・計240MWの系統用蓄電所は、いずれも2029年に運転開始を予定している。

なお、同社はビジネス特化型SNSのLinkedInで5月20日、群馬県において2MW/8MWhの系統用蓄電所の建設が進んでいることを明らかにした。投稿された写真からは竣工間近であることやHuawei製のリチウムイオン電池を採用していることがうかがえる。

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