
不動産開発を手掛ける穴吹興産は5月7日、系統用蓄電所事業への本格参入を発表した。初号案件として、宮崎県三股町で1.9MW/8.9MWhの蓄電所を開発し、2027年2月の運転開始を予定している。
施工と保守管理は、穴吹興産の完全子会社である日本電力、運転開始後のアグリゲーションはユーラスエナジーホールディングスがそれぞれ担う。
穴吹興産は、福岡県と大分県でも蓄電所の開発を進めており、不動産開発で培ったノウハウを活かし、今後は九州エリアを中心に西日本で展開していく方針だ。
同社にとって今回の参入は、2024年にリコージャパンと業務提携し、再エネ事業への参入に続く動きとなる。両社は提携の一環として、それぞれのグループ関連施設向けにオフサイトPPAを締結している。本PPAでは、穴吹興産が香川県さぬき市で3.1MWdcの太陽光発電所を開発し、リコージャパンが小売電気事業者として電力供給を担っている。
不動産業界では蓄電所事業への参入が広がっており、穴吹不動産のほか、ビーロット、和田興産、エー・ディー・ワークスなども投資を進めている。