
コシダカ、UPDATER、カクイチの3社は7月1日、出力10MW未満の低圧太陽光を集約して活用するオフサイトPPAを締結したと発表した。コシダカは「カラオケまねきねこ」を運営する企業である。
本PPAでは、既存のコンテナやガレージの屋根に設置した4.9~9.9kW規模の低圧太陽光発電所61ヵ所・計490kWを活用する。発電した電力と環境価値は2026年8月以降順次、東北、北陸、関西、中国、四国の5つの電力供給エリアにある「カラオケまねきねこ」41店舗へ供給する。契約期間は20年間。
コンテナの屋根を活用した発電所の開拓および設備の設置と保守は、カクイチが担当。太陽光発電所のアグリゲーションはUPDATERが担う。
UPDATERは、再エネの調達から供給までの事業を手掛けている。2025年にはTBSホールディングスの脱炭素化を進めるために、営農型太陽光発電所の開発や再エネ調達事業を展開する合弁会社TBS Green Transformationを設立。また、2026年5月には、U-POWERと再エネの共同調達、電力融通に向けた連携を開始し、他社との協業にも取り組んでいる。
カクイチは1886年創業で倉庫やガレージ製造などを手掛けており、屋根上スペースを活用した小規模太陽光発電所を全国に展開している。2024年12月時点では、国内で18,100件・計141MWの実績を持つ。
エネハブのPPAデータベースによると、コシダカはこれまでにも、複数のPPAを締結している。2025年8月には、丸紅新電力と関東・関西エリア間の値差を活用した20年間のPPAを締結。同年10月には、ファームランドが保有する群馬県安中市の2.3MWdc/1.6MWac太陽光を対象としたオフサイトPPAを締結した。