
Fit Founderは5月27日、丸紅新電力と太陽光発電設備等の売買に関する基本契約を5月15日に締結したと発表した。
契約に基づき、Fit Founderは用地開拓から設備設計、施工、譲渡までを一貫して担い、開発した太陽光発電設備を丸紅新電力に売却する。丸紅新電力は、発電した電力を地域の需要家に供給する予定だ。両社は2027年度中に低圧太陽光発電設備の供給開始を目指している。
丸紅新電力は2026年5月に中部電力と400ヵ所・40MW低圧太陽光発電所の売買契約を締結しており、運転開始時期とも重なることから、今回のFit Founderとの契約はこれに関連している可能性がある。
Fit Founderは、再エネ事業を展開しており、自社によるEPC(設計・調達・建設)体制を活用して、太陽光発電設備の開発を手掛けている。さらに、同社は5月30日にも、海帆への101ヵ所の低圧太陽光発電所の売却を発表しており、低圧太陽光発電所の開発および譲渡事業を積極的に展開している。
一方、丸紅新電力は国内有数の販売電力量を持つ新電力事業者で、高圧から低圧まで幅広い顧客基盤を有する。
近年は大規模太陽光発電所の開発適地が減少するなか、低圧太陽光発電所を中心とした開発が進んでいる。開発事業者と発電所の買い手があらかじめ一定の枠組みのもとで連携し、電源を調達するケースが増えている。本件のほかにも、エクソルとENEOSリニューアブル・エナジーが低圧太陽光の開発と売買に関する協業を進めるなど、同様の取り組みが広がっている。