
(画像:ENEOSリニューアブル・エナジー)
ENEOSリニューアブル・エナジー(以下、ERE)は6月24日、和歌山県日高川町にある出力16.8MW「JRE日高川太陽光発電所」で、リパワリング工事を実施していると発表した。
今回のリパワリングでは、発電効率の向上と発電所の長期安定稼働を目的に、既設の太陽光パネルを新しいパネルに交換する。撤去したパネルはPower eeeと連携し、リサイクルやリユースが進められる。なお、工事の完了時期や運転再開時期などの具体的なスケジュールは公表されていない。
経済産業省の事業計画認定情報によると、同発電所は2014年度に10kW以上の太陽光発電設備を対象として、FIT価格32円/kWhの認定を取得した。ゴルフ場跡地を活用して建設され、約6万枚の太陽光パネルを設置した。2016年3月に運転を開始し、年間発電量は19.9GWhである。
2012年のFIT制度開始から10年以上が経過し、初期に導入された太陽光発電設備では、太陽光パネルのリパワリング時期を迎える案件が増えつつある。これに伴い、国は使用済み太陽光パネルの適正処理に向けた制度整備に関する検討を進めている。一方、既存設備の発電性能向上や長寿命化を目的としたリパワリングへの関心も高まっている。
EREはこれまでにも、沖縄県の「うるまメガソーラー発電所」でリパワリングを実施した。現在は国内で100件以上の太陽光発電所を運営しており、総設備容量は約1GWに達している。