
(画像:Eku Energy Japan)
Eku Energy Japan(旧日本蓄電)は4月22日、福岡県直方市で2MW/8MWhの「上頓野蓄電所」を2026年4月に運転開始したと発表した。NTTアノードエナジーの「蓄電所構築・運用おまかせサービス」を活用し、同社が開発および建設を担ったもので、完成後に日本蓄電が取得した。
電力市場取引はEku Energy Japanが自社で担い、フルマーチャント(完全市場取引)型の事業モデルとなる。同蓄電所は、Eku Energy Japanにとって初の稼働案件となる。O&M(運用・保守)はNTTアノードエナジーが引き続き担当する。
NTTアノードエナジーは、EPCとO&Mを一貫して提供するサービスを2025年に開始した。
Eku Energyは、国内で初めて開発する案件として宮崎県宮崎市の「広原蓄電所」を2024年に着工、2027年初頭の運転開始を予定している。同蓄電所は、三菱UFJ銀行の融資を受けており、東京ガスとのトーリング契約で運用する見込みである。また、2024年度の長期脱炭素電源オークションで落札した岡山県笠岡市の「絵師蓄電所」も開発中であり、2030年までの運転開始を予定している。
NTTアノードエナジーは他社向けの案件開発に加え、自社保有案件も進めている。2026年3月には、自社で開発と運用を担う稼働中の蓄電所が10件・計18.5MW/81.4MWhに達した。今後は2028年度までに、新規開発として高圧11件、特別高圧2件の計13件を計画している。