
(画像:東京電力リニューアブルパワー)
東京電力リニューアブルパワーは山梨県大月市の水力「駒橋発電所」3号機のリパワリング工事を完了し、6月24日に運転を再開したと翌25日に発表した。同社によると、3号機は2024年10月から停止し、設備更新を進めていた。
今回の工事では水車と発電機を取り換え、最大出力は従来の15.4MWから15.8MW(+400kW)へ増強した。これにより、発電所全体の最大出力は22.6MWとなった。
一方、同社の2025年度有価証券報告書では、当初計画として2026年3月の運転開始と16.6MWへの出力増強(+1.2MW)を見込んでいた。最終的な出力が15.8MWとなった理由については明らかにしていない。
経済産業省の事業計画認定情報によると、同発電所は2022年度にFIT認定を取得した。5MW以上30MW未満の既設導水路活用型における水力発電事業のFIT価格は12円/kWhだった。
駒橋発電所は1907年に運転を開始した。工業化が進む京浜地区の電力需要に対応するため建設された。
同社による水力発電所のリパワリング工事は、駒橋発電所で33ヵ所目となる。直近では、2026年4月に神奈川県南足柄市の4.4MW「内山発電所」、5月に群馬県みなかみ町の19MW「水上発電所」、6月に栃木県日光市の4.7MW「所野第三発電所」で工事を完了し、いずれも運転を再開している。
東京電力リニューアブルパワーは、2025年3月末時点で163ヵ所・合計最大出力9,797MW超の水力発電所を保有している。