
東京電力リニューアブルパワーは6月24日、栃木県日光市の出力4.7MW水力「所野第三発電所」について、リパワリング工事を完了し、2026年6月23日に運転を再開したと発表した。
同発電所は2023年1月から運転を停止し、水車・発電機・水圧鉄管の更新に加え、建屋の改修工事を実施していた。また、水車・発電機の選定では、最適かつ高効率となる仕様を採用し、設備性能の向上を図ったとしている。
所野第三発電所は利根川水系に位置し、1952年12月に運転を開始した水路式の水力発電所。発電に利用した水は、地域の灌漑用水や浄水場でも利用されている。
経済産業省の事業計画認定情報によると、同発電所は2021年度にFIT認定を取得。同年度の1MW以上5MW未満の水力発電事業に対するFIT価格は27円/kWh。
東京電力リニューアブルパワーは2026年に入り、長野県の「土村第三発電所」、神奈川県の「内山発電所」、群馬県の「水上発電所」のリパワリング工事を完了し、運転を再開している。今回の改修工事は同社にとって32件目の水力発電所のリプレース案件となる。
同社は合計163ヵ所、合計出力約9.8GWの水力発電所を保有している。本件は、老朽化した水力発電設備の更新を進める、同社の取り組みの一環である。