
(画像:東京電力リニューアブルパワー)
東京電力リニューアブルパワーは10月5日、長野県長野市にある水力「小田切発電所」のうち、出力9.5MWの2号機でリプレース工事を完了し、10月2日に営業運転を再開したと発表した。
2号機は2022年12月から運転を停止し、長年使用してきた水車と発電機を取り替えた。新たな設備には高効率の仕様を採用しており、同社は年間発電電力量の増加を見込んでいる。
1954年に運転を開始した小田切発電所では、2号機と同じ出力の1号機が2026年7月30日に運転を再開している。今回の2号機の工事完了により、全2基での営業運転となった。ただし、系統接続の制約から、運用上の合計最大出力は16.9MWとなる。
経済産業省の事業計画認定情報によると、同発電所は2016年度に、1MW以上30MW未満の水力発電を対象としたFIT価格24円/kWhで認定を取得している。
東京電力リニューアブルパワーは、2025年3月末時点で163ヵ所・約9.7GWの水力発電所を保有し、老朽化した設備の更新を段階的に進めている。これまでにリプレース工事を実施した水力発電所は30ヵ所以上にのぼる。
直近では、2026年6月に山梨県大月市の15.8MW「駒橋発電所」3号機、同年9月に群馬県沼田市の8MW「上久屋発電所」1号機の工事を完了し、いずれも運転を再開している。