
(画像:東京センチュリー)
東京センチュリーとTensor Energyは8月31日、系統用蓄電池事業に関する包括的な業務提携契約を締結したと発表した。
両社は、系統用蓄電所の電力需給運用システムについて、機能拡張および開発を共同で進める。東京センチュリーはTensor Energyの技術を活用し、運用の最適化と保有設備の価値最大化を図るとともに、アグリゲーション事業の展開を加速させるとしている。
Tensor Energyは、東京センチュリーの実運用環境やデータを、同社が開発したエネルギー運用プラットフォームの開発の高度化に直接活用する。予測と制御の精度を高め、同プラットフォームを次世代エネルギーアグリゲーションの基盤へ進化させるとしている。
東京センチュリーは2024年6月から、グループ会社の京セラTCLソーラーが熊本県で運営する出力1.9MW「荒尾メガソーラー発電所」の運用に同プラットフォームを導入している。同発電所は蓄電池を後づけし、FITからFIPへ移行している。
2025年3月からは、佐賀県唐津市でオンサイトPPAにより設置した出力1.1MWdcの屋根設置太陽光発電所でも、余剰電力のアグリゲーションに活用している。
エネハブの系統用蓄電所データベースによると、東京センチュリーは2025年12月、単独出資による初号案件として1.9MW/8.1MWh「岩手北上蓄電所」の運転を開始した。このほかにも特別高圧の蓄電所を複数開発しており、他の投資家と共同で出資する案件もある。