
(画像:グリーンエナジー&カンパニー)
徳島大正銀行は9月1日、完全子会社のとくぎんトモニリンクアップが徳島県板野郡で導入を進めていた1.9MW/8.2MWh系統用蓄電所が、8月31日に竣工したと発表した。同社の初号案件となる。
蓄電システムはパワーエックス製の「Mega Power 2700A」を3基採用した。用地の確保や各種権利の取得、EPC(設計・調達・建設)はグリーンエナジー・プラスが一体で担い、2026年7月10日に完工してとくぎんトモニリンクアップへ引き渡した。O&M(運用・保守)も引き続き同社が手掛ける。
電力運用はSustechがアグリゲーターとして担当し、卸電力市場、需給調整市場、容量市場で需給バランスの調整などを行う。2026年8月31日付の日本経済新聞によると、10月に卸電力市場、2027年1月に需給調整市場でそれぞれ取引を開始し、2〜3年後には容量市場への参入を計画しているという。
とくぎんトモニリンクアップは2025年2月に設立された。再エネ発電所や蓄電所の開発、サステナビリティ関連サービスを通じて、地域の脱炭素化を推進することを目的としている。2026年2月に系統用蓄電所事業への参入を発表しており、今回の竣工は当時の計画通りである。
地方銀行の子会社による蓄電所事業への参入は相次いでいる。山陰合同銀行のごうぎんエナジー、肥後銀行のKSエナジー、ちゅうぎんフィナンシャルグループのちゅうぎんエナジーのほか、千葉銀行のひまわりグリーンエナジーも参入を発表している。