
東証グロース上場のグローム・ホールディングスは7月21日、完全子会社の「グローム・エナジー株式会社」を設立すると発表した。系統用蓄電所事業を、医療関連事業に次ぐ第2の中核事業として推進する。
新会社は2026年8月に、資本金8,000万円で設立する予定である。系統用蓄電所を継続的に追加取得するとともに、プロジェクトファイナンスなどで資金を調達するSPC(特別目的会社)を通じて、事業開発や外部パートナーとの連携強化を進める方針だ。将来的には、再エネをはじめとするエネルギー事業全般への展開も視野に入れるとしている。
医療機関向けのコンサルティングなどを手掛ける同社は、2026年4月に系統用蓄電所事業への参入を発表した。完全子会社の福山医療機器を通じて、兵庫県の1.9MW「豊岡市但東町蓄電所」と栃木県の1.9MW「西方町金井2465蓄電所」の2件を取得している。
同社は当初、蓄電所事業の初号案件について、2026年9月の開始としていたが、予定を前倒しした。完工済みまたは完工間近の蓄電所へ投資するという方針に合致する案件を確保できたことが理由だとしている。