
(画像:京葉ガス)
京葉ガスは10月5日、群馬県伊勢崎市で2MW/8MWh系統用蓄電所を10月1日付で運転開始したと発表した。国内では初の蓄電所となる。
今回の蓄電所は、京葉ガスと京葉ガス不動産が2026年2月に共同で設立したSPC(特別目的会社)のKG BESSが保有する。EPC(設計・調達・建設)はサンヴィレッジが担当した。アグリゲーターは丸紅新電力で、卸電力市場、需給調整市場および容量市場での取引を担う。
これに先立ち、京葉ガスは2025年6月、初の系統用蓄電所事業として、米国テキサス州の200MW/ 521.4MWh「Pintail」への出資参画を発表していた。Pintailは2026年中の運転開始を予定している。
国内の系統用蓄電所事業には、東邦ガスや大阪ガス、静岡ガスなどのガス会社がすでに参入している。東京ガスは、他社が保有する蓄電所のアグリゲーションやトーリングに注力している。また、西部ガスは2026年1月、福岡銀行と系統用蓄電所の共同検討に向けた基本合意書を締結した。
京葉ガスは、再エネ発電事業も手掛ける。経済産業省の事業計画認定情報によると、子会社の京葉ガスエナジーソリューションは、2026年8月末時点でFIT認定を受けた太陽光および水力発電所を40ヵ所・計39MW保有している。2025年8月には、SPCのKGソーラー1が設立された。京葉ガスは京葉ガス不動産とともに、KGソーラー1を通じてTGオクトパスエナジーとのPPA向けに、東京エリアで約50ヵ所・計5MW規模の低圧太陽光発電所の開発を進めている。