
テクノロジーズは9月30日、連結子会社のエコ革が保有する栃木県佐野市の1.9MW/8.1MWh系統用蓄電所を取得すると発表した。蓄電池設備等売買契約は、同日付で締結した。取得価額は7億円以上8億円未満で、事業戦略上の理由から具体的な金額の開示を控えている。
同蓄電所は2027年4月30日までに引き渡される予定で、想定運用期間は20年間である。テクノロジーズは同期間の事業収支計画にもとづき、プロジェクトIRR(内部収益率)を約11.3%と見込んでいる。初年度の想定売上高を取得価額で割った費用控除前のグロス利回りは、約33.9%としている。
テクノロジーズが系統用蓄電所を直接保有するのは、今回が初めてとみられる。同社によると、設備規模や運用条件、想定収益性を総合的に検討した結果、ストック型収益の拡充につながると判断した。
エコ革は栃木県を拠点に、産業用太陽光発電や太陽光設備の保守、売電事業を手掛ける。テクノロジーズは同社の発行済株式の34%を保有している。
系統用蓄電所事業では、2025年3月にウエストホールディングスと、同年7月には海帆と業務提携を結んだ。さらに、2026年6~7月には、蓄電所4ヵ所・計約7.9MW/約32.6MWhの系統連系を完了している。いずれも1.9MW/8.1MWhの設備で、エコ革にとって初めて系統連系した案件となった。