
グリーンエナジー&カンパニーは9月29日、完全子会社のマイクロGX京都を通じて、京都府で1.9MW/8.1MWh「福知山市土師蓄電所」の運転を開始したと発表した。
開発から運用までは、グループ会社が一貫して担う。EPC(設計・調達・建設)は同社の完全子会社であるグリーンエナジー・プラス、アグリゲーションはGREEN ACTION、O&M(運用・保守)はグリーンエナジー・ファシリティーズがそれぞれ担当する。
エネハブの系統用蓄電所データベースによると、同グループが出資参画する蓄電所は、鹿児島県の「霧島蓄電所」と「広島三次蓄電所」に続く3ヵ所目となる。両蓄電所は、それぞれ2024年6月、2026年1月に運転を開始している。今回の運転開始により、保有拠点は関西エリアにも広がった。今後は、東京や中部を含むほかの電力供給エリアへの展開も視野に入れている。
同社は今回の蓄電所を、「マイクロGX構想」を推進する施設としても位置づけている。将来的には、地域の事業者や自治体などから出資参画を募る計画だ。
本案件とは別に、連結子会社のマイクロGX広島は9月25日、三菱UFJ銀行から約6億5,800万円を借り入れることを決議した。借入期間は10年で、グリーンエナジー&カンパニーが連帯保証する。なお、国税庁の法人番号公表サイトによると、グリーンエナジー&カンパニー本社と同じ住所には、マイクロGX広島やマイクロGX京都のほかにマイクロGX徳島も登録されている。
同社の資料によると、2026年7月末時点の蓄電所の開発案件は、全体で100ヵ所以上に上る。完成して稼働しているのは、自社および他社保有の案件を合わせて11ヵ所・計84MWh。受注済みの案件は25ヵ所・約200MWhで、10ヵ所は2026年中、残る15ヵ所は2027年中の完成を見込んでいる。
累計開発容量の目標は、2029年4月期に1,000MWh。完成済みと受注済みを合わせた36ヵ所・約284MWhは、その28.4%に相当する。