
(画像:Siemens Gamesa Renewable Energy)
テラ風力は9月29日、アチハから、石川県七尾市で建設中の最大出力8.6MW「鹿島の杜風力発電事業」を手掛けるSPC(特別目的会社)の持分の一部を取得したと発表した。取得した持分の比率は公表されていない。
本事業では、Siemens Gamesa Renewable Energy製の4.3MW風力タービン「SWT-DD-130」を2基設置する。なお、系統接続の制約により、連系出力は7.4MWに制御される見込みである。
運転開始は2027年第4四半期を予定している。テラ風力の代表取締役であるOliver Senter氏によると、本事業は同社にとって初めて運転を開始する案件となる可能性が高い。
アチハは引き続き同SPCの持分を保有し、開発および建設に関与するとともに、テラ風力と共同で事業を運営する。
経済産業省の事業計画認定情報によると、本事業は2016年度に、20kW以上の陸上風力発電を対象としたFIT価格22円/kWhで認定を取得している。
今回の取得は、2026年7月に福島県で取得した最大出力約25MWの陸上風力発電事業に続くものである。石川県内では、テラ風力が近隣で開発中の9MW「山是清風力発電所」に続き2ヵ所目となる。今回の取得により、同社が国内で開発する陸上風力発電のポートフォリオは391MWに拡大した。
テラ風力は、米・インフラ投資会社Stonepeakと自然電力が80対20の比率で出資し、2024年に設立された。アジア太平洋地域で陸上風力の開発に注力しており、2030年までに、運転中または建設中の案件500MWを含む計1GWの開発を目標としている。