
U-NEXT HOLDINGS傘下のU-POWERと、脱炭素サービスを展開するUPDATERは5月18日、再エネの共同調達と電力融通に向けた連携を開始したと発表した。両社は企業の成長と脱炭素化の両立を支援し、安定した供給体制の構築を目指す。なお、本連携は、小売電気事業者同士による提携となる。
本連携では、UPDATERの環境価値提供のノウハウと、U-POWERの調達力や営業ネットワークを組み合わせることで、高度化する再エネ調達ニーズへの対応を進める。
今後は段階的に取り組みを拡大し、再エネの調達から供給までを一体的に推進していく。具体的には、再エネの共同調達によりコスト低減を図るとともに、U-POWERからUPDATERへの卸供給を通じて電力の安定供給体制を構築する。
また、両社は、需要家の事業規模や環境目標などに応じた提案に向け、市場ニーズに対応した電力プランを提案する。共同マーケティング、営業活動の連携や、価格安定性と環境価値を両立する電力メニューの開発などを手掛ける。さらに、オフサイトPPAでも連携し、効率的な電力供給体制づくりを図る。
両社は本連携を通じて、企業が自ら電源を選択し、脱炭素化を主体的に推進できる環境整備を進める。輸入燃料への依存度が高い火力発電などと比べ、外部環境の変化に強い再エネの共同供給網を構築する。
U-POWERは2021年設立の新電力で、2022年より電力小売事業を展開している。
UPDATERはこれまでにも、再エネの調達から供給までを一体的に行う取り組みを進めてきた実績がある。2025年にはTBSホールディングスと合弁会社TBS Green Transformationを設立し、営農型太陽光を中心とした再エネの開発や外部電源の調達を行っている。また、同社は再エネ発電所の運用や電力供給も担っている。