
(画像:中部国際空港)
中部国際空港と中部電力ミライズ(以下、「中電ミライズ」)は11月5日、オンサイトPPAを通じて、中部国際空港に太陽光発電設備を導入すると発表した。2027年4月より電力供給を開始する予定である。本事業は、国内の空港施設における最大規模の太陽光発電設備の導入となる。
2026年1月から順次、空港の第1・第2旅客ターミナルに屋上太陽光発電所(合計出力:3.5MW)を、貨物地区の従業員駐車場にソーラーカーポート(出力:412kW)を新設する。発電設備の設置・保有・運営は、中部電力の完全子会社であるシーエナジーが行い、中電ミライズが発電した電力を旅客ターミナルビルおよび貨物施設へ供給する計画だ。
年間の想定発電量は約4.3GWhを見込んでおり、これは同社が策定した「中部国際空港脱炭素化推進計画」で掲げる「2030年度までに空港地上施設のCO2排出量を2013年度比で46%削減」という目標の約6%に相当する。
この計画によると、同社は主に空港敷地内を対象に、2030年度までに太陽光発電設備(合計出力:25.8MW)および蓄電池(合計容量:9MWh)の設置を予定している。将来的には地元自治体と連携し、空港敷地外の未利用地への太陽光パネル設置についても検討を進めていく方針だ。
中部国際空港は旅客数で国内8位の空港であり、今回のPPAは、Green Energy Frontierによる成田国際空港向けのオンサイトPPA、オリックスによる関西エアポート(関西国際空港・大阪国際(伊丹)空港)向けの計23.6MWのオフサイトPPAなどに続く、空港施設への電力供給を目的としたPPAの締結である。