レノバや中電など、75MW御前崎港バイオマス発電所が運転開始

2025年2月7日
御前崎港バイオマス発電所は、1年半遅れで運転を開始した(画像:レノバ)

レノバは2月5日、同社が出資する静岡県御前崎市の「御前崎港バイオマス発電所」(出力:75MW)が1月29日に運転を開始したと発表した。

事業開発を担当したレノバは、2019年に中部電力三菱電機ファイナンシャルソリューションズ鈴与商事と共同でプロジェクトを推進。4社の合弁会社「御前崎港バイオマスエナジー」の出資比率は、レノバ38%、中部電力34%、三菱電機ファイナンシャルソリューションズ18%、鈴与商事10%。

発電所では木質ペレットとパーム椰子殻(PKS)を燃料として使用し、年間約530GWhを発電する見込みだ。FIT(固定価格買取制度)に基づき、中部電力パワーグリッドに24円/kWhで20年間売電する。

プロジェクトファイナンスは、三井住友信託銀行新生銀行がアレンジャーを務めるシンジケートローンで調達され、発電所のEPC(設計・調達・建設)は東洋エンジニアリング日鉄エンジニアリングの共同企業体が担当した。

当初は2023年7月の運転開始を予定していたが、ボイラ・タービン設備の調整に時間がかかり、運転開始時期が何度も延期された。これにより御前崎港バイオマスエナジーはEPC事業者から完工遅延損害賠償金を受領していたが、2024年7月に受け取った額で上限に達したことが同年9月に発表された。

また、レノバは佐賀県唐津市で「唐津バイオマス発電所」(出力:50MW)の開発も進めており、こちらも同様の理由で運転開始が遅れている。当初予定の2024年12月から、2025年3月に延期されることが発表された。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。