
ウエストホールディングス(以下、ウエストHD)とJERA Crossは6月3日、セブン&アイ・エナジーマネジメント(以下、セブン&アイEM)と太陽光発電を活用したオフサイトPPAに関する基本合意書を締結し、4月1日から電力供給を開始したと発表した。最終的な発電規模は約7.4MWを見込んでいる。
本取り組みでは、ウエストHDが開発した太陽光発電所の電力を、JERA Crossがアグリゲーターとして取りまとめ、小売電気事業者のセブン&アイEMに供給する。
これにより、セブン&アイEMは再エネ電力を長期的かつ安定的に調達できるようになる。供給された電力は、グループ会社のセブン-イレブンやイトーヨーカドーの店舗など、グループ会社で活用される見通しだ。
セブン&アイEMは、セブン&アイグループの再エネ電力の調達を推進するために、2024年8月に設立された。同グループは、店舗運営に伴うCO2排出量を2030年度までに、2013年度比で50%削減し、2050年度には実質ゼロとする目標を掲げている。その一環として、9,000店舗超への太陽光パネルの設置を進めるほか、オフサイトPPAによる再エネ調達にも取り組んでいる。
一方、JERA Crossの親会社とウエストHDは、国内における太陽光発電開発などを目的として、2022年に業務提携契約を締結した。両社は国内の新規開発案件に加え、JERAの発電所跡地なども活用しながら、太陽光発電所の開発を進めている。
また、JERA CrossとウエストHDは2025年3月、企業のGX推進を支援する国内太陽光PPA事業に関する業務提携を開始した。同年9月には、Googleとの15MW太陽光を活用したバーチャルPPAを締結した。両社は今後も企業の再エネの導入支援を通じて、企業の脱炭素化を後押しするとともに、エネルギーの選択肢拡大を図る方針である。