
系統用蓄電所の開発を手掛けるレイエイトエナジーは、岩手県で1.9MW/8.2MWh「軽米蓄電所」を開発する。これは、蓄電システムを供給するパワーエックスが6月4日に発表したものである。
本案件では、同社の蓄電システム「Mega Power 2700A」を3基導入し、2026年12月の運転開始を予定している。軽米蓄電所は、レイエイトエナジーが初めて公表した蓄電所案件となる。
英・オルタナティブ資産運用会社のICG(旧社名:Intermediate Capital Group)は2026年1月、レイエイトエナジーの株式を過半数取得した。これにより、ICGの日本におけるエネルギーインフラ投資は、従来の太陽光発電事業に加え、蓄電所事業へと拡大した。
レイエイトエナジーはICGとの提携を通じて、自社開発案件を中心に蓄電所事業を拡大する方針だ。また、グリーンフィールドおよびブラウンフィールド案件の取得も進める。
さらに、ICGの資本支援のもと、今後5年間で約500億円の自己資本を投じ、総設備容量1GW超の蓄電所ポートフォリオの構築を目指している。軽米蓄電所もその戦略の一環として位置づけられている。
レイエイトエナジーは、再エネ開発会社ConrayのCEOも務める田 智秀氏と、創業初期から資本を提供してきた投資家のGreen Towerによって共同設立された。