GPSS事業開発、石川県珠洲市で最大出力54MW陸上風力の環境影響評価方法書を公表

2026年10月17日
2035年1月の運転開始を目指す

GPSSホールディングスのグループ会社であるGPSS事業開発は10月7日、石川県珠洲市で計画する最大出力54MW「(仮称)珠洲大谷峠ウィンドファーム事業」について、環境影響評価方法書を関係行政機関に提出したと発表した。

縦覧期間は、2026年10月7日~11月6日。同社は意見の受付期間に合わせ、縦覧期間を自主的に11月20日まで延長する。

事業実施区域は約517haで、出力3~4.5MWの風力タービンを12~14基設置する予定である。ただし、系統制約により連系出力は49.9MWに抑える見込みである。2031年6月の着工、2035年1月の運転開始を目指す。

本事業の環境影響評価手続きは、日本風力サービスが2021年8月に「配慮書」を提出して開始したもので、当時は最大出力36MWの計画だった。その後、GPSSグループ内の事業会社の集約にともない、2026年8月にGPSS事業開発へ移管された。

計画地周辺では、日本風力開発の子会社である珠洲風力開発が、各15MWの「珠洲第一風力発電所」、「珠洲第二風力発電所①」および「珠洲第二風力発電所②」を運営している。いずれも2007~2008年に運転を開始した。また、日本風力開発グループが手続きを進める最大42MW「(仮称)馬緤・大谷風力発電事業」は現在「方法書」段階にあり、事業実施区域が本事業と重なっている。

GPSSグループはこのほか、北海道上ノ国町および松前町の最大240MW「(仮称)檜山陸上ウィンドファーム事業」、岩手県の最大49.5MW「(仮称)一戸町風力発電事業」を開発しており、それぞれ2024年12月、2026年7月に環境影響評価手続きを開始した。また、独・wpdとの合弁会社である東伊豆風力発電を通じて、静岡県の7.5MW「東伊豆町ふるさと風力発電所」を対象とするオフサイトPPAを野村不動産と締結した。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルダーや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所・コーポレートPPAの詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所・コーポレートPPAの詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。