
ヘキサ・エネルギーサービスは10月8日、富山県小矢部市で開発する50MW「ヘキサ小矢部蓄電所」について、9月6日に地鎮祭を執り行ったと発表した。2028年5月の運転開始を予定している。
蓄電池以外の周辺設備のEPC(設計・調達・建設)は、しろくま電力が担当する。
電力広域的運営推進機関によると、ヘキサ小矢部蓄電所は2023年度の長期脱炭素電源オークションで落札した案件で、調整係数適用後の落札容量は39.9MWである。
ヘキサ・エネルギーサービスは、米・インフラ投資会社I Squared Capitalの完全子会社である。2023年度と2025年度の長期脱炭素電源オークションでは、本件を含む計13件を落札している。
エネハブの系統用蓄電所データベースによると、同社は2025年11月に福岡県の29.9MW/130.3MWh「田川蓄電所」を運転開始した。2023年度の長期脱炭素電源オークションの落札案件として、全国で初めて運転を開始した蓄電所である。2026年8月には、福島県と宮城県で各1.9MW/4.9MWhの高圧蓄電所2ヵ所を運転開始している。
開発中の案件では、三重県松阪市のほか、北海道の白老町と恵庭市、美唄市、熊本県熊本市で、2027年度までの運転開始に向けて建設を進めている。また、福島県で開発する49.7MW/202.1MWh蓄電所については、2026年7月に東京ガスと20年間のトーリング契約を締結しており、2029年度の運転開始を予定している。