
2026年6月に新たに公表された系統用蓄電所は、エネハブが確認したところ66件・計383MW/1,446MWhとなった。これにより、エネハブで追跡している累計案件数は731件・計10,932MW/44,931MWhに達した。
66件のうち、特別高圧は6件、高圧は60件だった。特別高圧の所在エリアの内訳は、中部2件、東北・東京・関西・九州が各1件。
高圧はエリア別で、中部13件、関西・九州が各10件、東北9件、東京・中国が各8件、北海道・四国が各1件となり、中部エリアの件数の多さが目立った。出力ベースでは特別高圧案件が全体の約69%を占めた。
主な案件としては、SMFLみらいパートナーズ、藤巻建設、東芝プラントシステムの合弁会社であるOPTIRON北信が、長野県で特別高圧蓄電所2件を公表した。同県下高井郡で開発する52.4MW/160.4MWhの「木島平蓄電所」と、飯山市で開発する31.9MW/90.2MWhの「蓮蓄電所」である。
また、経済産業省の専門家会合(次世代電力系統ワーキンググループ)は2026年6月、系統用蓄電所などの接続検討申込みの上限件数を各エリアごとに正式決定した。上限は、関西12件、東京11件、九州8件、中部7件、東北6件、沖縄を除くその他エリア5件となった。同年8月1日受付分から適用される予定である。
6月に公表された66件の案件を含む、計700件超の蓄電所の詳細はエネハブの有料サービス「系統用蓄電所データベース」をご覧ください。