
(画像:パワーエックス)
北海道室蘭市を拠点に港湾運送事業を手掛ける栗林商会は10月6日、青森県八戸市で1.9MW/7.5MWh系統用蓄電所を開発すると発表した。運転開始は2027年10月を予定している。
蓄電システムには、パワーエックス製の「Mega Power 2500」を3基導入する。同社は運転開始後のアグリゲーションも担う。PCS(パワーコンディショナー)や受変電設備を含む機器一式は、パワーエックスの連結子会社である海上パワーグリッドが受注した。
蓄電所は、栗林商会の完全子会社であるSPC(特別目的会社)のセブンパワーストレージが保有する。栗林商会が自社の子会社を通じて系統用蓄電所を保有するのは、本案件が初めてとみられる。
同社はこれまで、他社主導のSPCへの出資を通じて系統用蓄電所事業に参画してきた。レノバが主導するSPCのアールツー蓄電所には10%出資している。同SPCは、2023年度の長期脱炭素電源オークションでレノバが落札した特別高圧の蓄電所3ヵ所・計215MWの開発を進めている。対象は北海道2ヵ所と静岡県1ヵ所で、2026年度に着工し、2028年度の運転開始を予定している。