三菱地所など3社、福岡県筑前町で67MW/230MWh蓄電所を着工、2028年1月に運転開始予定

2026年6月8日
パワーエックス製の蓄電システムを採用
(画像:パワーエックス)

三菱地所東京センチュリー伊藤忠商事は6月1日、3社が共同出資する合同会社を通じて、福岡県で67MW/230MWh「福岡県筑前町蓄電所」の建設に着手したと発表した。運転開始は2028年1月を予定している。

敷地面積は約26,000m2で、プロジェクトマネジメントは三菱地所が担う。EPC(設計・調達・建設)は、開発パートナーとして携わった自然電力の完全子会社である自然エンジニアリングが担当する。蓄電システムは、伊藤忠商事がパワーエックスとの提携を通じて供給する「Mega Power 2500」を102基導入する予定。

同蓄電所は、経済産業省の2025年度予算「再生可能エネルギー導入拡大・系統用蓄電池等電力貯蔵システム導入支援事業費補助金」に採択された案件である。補助金の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブ(SII)の資料によると、40億円の交付が決定している。本制度は、10MW以上のリチウムイオン電池の蓄電システムを対象に、最大1/2を補助するもの。本案件は、補助金の上限額が適用された、現時点では唯一の案件である。

三菱地所は近年、系統用蓄電所事業への取り組みを進めている。具体的には、2024年に官民連携のファンド「東京都蓄電所投資事業有限責任組合」に出資した。2025年には、三菱HCキャピタルエナジーが主導する北海道千歳市で開発中の25MW/50MWh「上長都蓄電所」に参画し、持分20%を取得した。

伊藤忠商事と東京センチュリーも同ファンドに出資しており、複数の蓄電所事業で持分を保有している。

電力市場に関わる最新のニュースをメールで毎週受け取りたい方は、ぜひエネハブのニュースレター(無料)にご登録ください。

系統用蓄電所トラッカー

国内で公表されている500件以上の系統用蓄電所プロジェクトに関するデータにアクセスできるトラッカーサービス。各案件の事業者、アグリゲーターなどのステークホルダーや設備の詳細情報など、実務に役立つ情報をご覧いただけます。

コーポレートPPAトラッカー

国内で公表されている800件以上のコーポレートPPA契約をデータベース化し、発電事業者、小売電気事業者、需要家などの情報をまとめ、契約単位毎に詳しい情報にアクセスできるようにサービスをご提供します。

その他の電力市場最新ニュース

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

エネハブでは、公表されている蓄電所コーポレートPPA詳細を簡単にアクセスできるデータベースサービスを提供しています:

月次レポート

電力市場&市場トラッカーのサンプル(過去号の完全版)をご希望の方は以下のフォームよりお知らせください。メールでお届けします。