
ヒロセ電機グループの東北ヒロセ電機は10月1日、東北電力のオフサイトPPAを通じて、岩手県宮古市にある宮古工場向けに太陽光発電所由来の電力の調達を開始した。東北電力が同日発表した。
対象は、ウエストホールディングスの完全子会社であるウエストエネルギーソリューションが開発した、宮城県と福島県にある低圧太陽光発電所6ヵ所・計267.3kWである。東北ヒロセ電機は、これらの発電所で発電された電力を、小売電気事業者の東北電力を通じて20年間調達する。
コネクタなどの電子部品を手掛けるヒロセ電機グループは、これまで国内製造拠点である一関ヒロセ電機や郡山ヒロセ電機に太陽光発電設備を設置するなど、オンサイトPPAによる再エネの導入を進めてきた。オフサイトPPAの導入は今回が初めてとなる。
東北電力とウエストグループは、複数の低圧太陽光発電所を束ねたオフサイトPPAをこれまでにも手掛けている。2025年6月には、ウエストエネルギーソリューションが開発した低圧太陽光発電所33ヵ所・計1.5MWを活用し、東北電力を通じて大創産業が運営するDAISOの118店舗などへの供給を開始した。
同様の仕組みで、同年11月には低圧太陽光発電所38ヵ所・計1.8MWを活用し、ナミックスの新潟県内5拠点への供給を開始した。12月には太陽光発電所6ヵ所・計297kWを活用し、北日本銀行の本店や店舗など18拠点への供給も始めている。いずれも契約期間は20年間である。